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北海道のドライブと言えば
広大な景色を眺めたり
春夏秋冬それぞれに
自然の魅力がありますよね!
雪解けが進むとつい嬉しくて
運転する機会が増えるのですが…
「北海道は道路も広いし
雪の無い季節なら安心して運転出来る」と
考える人も多いと思います。
実は冬以外にも、北海道ならではの事故が
多いことをご存知でしょうか?
そこで今回は他の季節の
北海道のドライブについて
どのようなトラブルが起きているのか、
知っていてほしい注意点など
いざ運転をする時に頭に入れておいても
損はないのでご紹介しますね!
1.野生動物に注意
北海道の野生動物の中でも
熊以外に危険視しなくていけないのが鹿です
遭遇率1位とあって私も何度も
遭遇したことがありますが
エゾシカって結構大きいのでびっくりしますよ!
北海道警察の資料によると
年々鹿による事故は増加しており
なんと令和元年中は3,188件、
平成16年からだと約2.7倍となっているのです。
2.エゾシカについて
エゾシカはオスで最大、
体長190cm体重150kgになるものもいます
大体メスのヒグマと同じくらいですね
ちなみに奈良の鹿はオスだと、150cm80kg程に
なりますので同じ鹿でも全然違いますね
跳躍力もあり2mの柵を跳び越える
なんてことも出来るそうです
新千歳空港でもたまに滑走路に
鹿が侵入したり、高速道路に侵入すると
通行止めになったります
上の図は道内の鹿による事故発生エリアの
数を示したグラフです
令和元年のデータになりますが
札幌と釧路方面が同じくらい多く、両方を
合わせると事故全体の半数は占めています。
↑この写真は私が支笏湖付近にて
実際に鹿に遭遇した時のものです。
(片道だけでも5頭見かけました!)
また、エゾシカは6~7月頃から
若いオスは探索行動に出始めて行きます。
・特に出没するのが多い時期は9月から12月。
ピークは10月に。
(この時期は繁殖期に当たる為、
オスは攻撃的で気が荒く危険です。)
・時間帯は早朝、夕方から夜間が多いです。
・国道での発生が多く、
全体の役60%を占めています。
・道路の両端が林になっている所が
特に目撃されやすいです。
4.エゾシカとの事故を防ぐために
このようなガイドが出ています。
①早朝、夕方に多発
②一頭だけではない
③夜間の光り物に注意
④道路上は動きが鈍い
⑤ブレーキ痕に注意
⑥道路脇の林にいる
夜間は状況によって可能ならば、
ヘッドライトをハイビームにすると
鹿の目が反射するので発見しやすいです。
また走行中、前方に鹿がいて
減速しなくても間に合うだろうと思っていたら
予想よりも鹿が通過するのが遅くて
接触するなんて事もあります。
突然立ち止まったりもするので
注意しなくてはいけません。
↑写真のように道路上のブレーキ痕がある所は
鹿の通り道になっているので注意が必要です
前方に車が走っている場合は
急ブレーキをかけてくる可能性もあるので
車間距離も空けておいた方がいいですね
人間側もシカが嫌う臭いがする
忌避剤を撒いたり、柵の設置をしたりして
対策をとっていますが
気をつけるに越した事はないですね
あるレンタカー会社だと
鹿避け笛を搭載した車もあるそうです
私も車についていますが
鹿達は完全に寄って来ないわけではなく
車の存在を知らせるくらいには
効果があるといった感じです
絶対に安心出来るものではないけど、
大きな事故の抑制にはなると思います
5.もし接触事故を起こしてしまったら?
一般的には#9910
怪我人がいる場合は119番
レンタカー会社によっては事故に備えて、
車のGPSを使い専用サイトへアクセスすれば
場所の特定をしてくれるサービスも
あるそうです
⚠️レンタカーやマイカーの保険の確認
単独事故扱いがほとんどなので
車の修理は車両保険の補償範囲を
限定しているプラン(車両危険限定)ですと、
保険がおりない事になります
空港近くのレンタカー会社に
勤めている方の話を聞くと
北海道旅行に慣れて来た人ほど
保険の出費を抑える傾向があるそうです
鹿の事故による
車の修理代は平均すると約48万円
一発で廃車なるケースもありますので
備えることをおすすめします
6.最後に
今回は驚かす内容を多くお伝えしましたが
注意点を意識して予防すれば
トラブルを回避する事に繋がります
北海道は綺麗な景色が沢山ありますので
ドライブを楽しんで下さいね