【北海道の冬の自然現象10選】寒さの中にも絶景有りの魅力的な観光・撮影スポット

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

f:id:sapporo_naki:20211213110420j:image

目次

 

四季がハッキリしている北海道では冬限定の

白銀の世界に足を踏み入れることができます。

見渡す限り白く輝く雪景色は道民にとっても

その美しさに目を奪われるほどです。

 

今回ご紹介するのは一度は目にしてみたい

《北海道の冬の自然現象10選》です。

 

出現条件があったり移動中の事故防止や

防寒の準備、足元が悪い場所も多いので

慎重に怪我のないよう楽しんでください。

 

 

1.流氷

f:id:sapporo_naki:20211210161157j:image

「流氷」とは?

秋が深まる頃にサハリンの北に位置する

アムール川の河口付近で塩分濃度の低い海水が

氷になったものが約2000キロもの距離を

成長しながら流され北海道の沖合に流れ着きます。

 

北海道で見られる場所と条件は?

紋別ガリンコ号網走流氷観光砕氷船

おーろらに乗ったり、知床の流氷ウォーク

してみるのも楽しそうです!

流氷が見られる時期は1月下旬頃から3月頃まで。


2.霧氷

f:id:sapporo_naki:20211210161425j:image

「霧氷」とは?

空気中の水分が過冷却され、霧粒が風で木などに

吹き付けられてできる付着した氷の総称。

霧氷を更に区分すると樹氷・粗氷・樹霜があります。

 

北海道で見られる場所と条件は?

星のリゾートトマムには霧氷テラスという

スポットがあります。

支笏湖への道道16号が冬の間は霧氷ロード

なるのでドライブするのもオススメです。

氷点下と湿度が高いのが条件とのこと。


3.フロストフラワー

f:id:sapporo_naki:20211210160859j:image

「フロストフラワー」とは?

冬の凍った湖面に見ることができる氷の白い華。

厳冬期の早朝に水蒸気が付着して氷の結晶が

出来上がると湖面に花が咲きます。

 

北海道で見られる場所と条件は?

屈斜路湖や阿寒湖など道東が適していますが

ウトナイ湖でも見られることがあるそうです。

湖には雪が積もらず気温はマイナス15度以下で

ほぼ無風という条件が揃うと見られます。


4.ダイヤモンドダスト

f:id:sapporo_naki:20211210161622j:image

ダイヤモンドダスト」とは?

大気中の水蒸気が細かく凍りキラキラと

光降り落ちる現象をいう。

 

北海道で見られる場所と条件は?

名寄市、十勝エリア、弟子屈町川湯温泉など

内陸部で比較的よく観測されます。

出現条件は晴れた氷点下10℃以下の早朝に

無風状態で湿度があるのが条件です。

1月から2月にかけて発生する確率が高いといわれています。


5.サンピラー

f:id:sapporo_naki:20211210162121j:image

「サンピラー」とは?

太陽柱ともいい、地平線に対して太陽からの光が

垂直に柱のように伸びて見えることを言います。

 

北海道で見られる場所と条件は?

美瑛や名寄など条件がそろえば

色んな場所でみられます。

12月下旬から2月下旬の日出または日没時に

晴れていて風がなく気温がマイナス15度前後

湿度が適度にあることが条件です。


6.ジュエリーアイス

f:id:sapporo_naki:20211210162308j:image

「ジュエリーアイス」とは?

十勝川の氷が太平洋へ流れ、氷が波に

もまれるうちに丸くなり河口付近の海岸に

打ち上げられたもの。

流氷と違い氷が透明で太陽の光に照らされると

宝石のように美しく光り輝きます。

 

北海道で見られる場所と条件は?

十勝にある豊頃町大津海岸

有名なジュエリーアイススポットです。

時期は1月中旬~2月下旬。

 

7.アイスバブル

f:id:sapporo_naki:20211210162503j:image

「アイスバブル」とは?

湖底から湧き出るメタンガスが何層にも

閉じ込められたまま水中で凍ったもの。

海外ではカナダが有名スポットです。

 

北海道で見られる場所と条件は?

糠平は積雪が少ないので絶好のポイント。

湖に降雪がなく雪が比較的少ない年は

綺麗に見れますよ!ただし

湖上はとても滑りやすくガス穴の周辺は氷が薄く

割れる可能性があるので注意が必要です。

 

8.氷筍

f:id:sapporo_naki:20211210212721j:image

「氷筍」とは?

氷柱の逆で上から滴り落ちた雫が

地面に凍りついたもの。

筍のような形状をしていることが由来

ムーミンのキャラクターに似ていることから

《にょろにょろ》と呼ばれる。

大きいものでは3mを超えることもあるそうです。

 

北海道で見られる場所と条件は?

伊達市にある大滝百畳敷洞窟では

ツアーがあるので安心して洞窟探検できますよ!

マイナス3度程度の洞窟内で時期は1〜3月頃。

 

9.けあらし

f:id:sapporo_naki:20211211010651j:image

「けあらし」とは?

けあらしとは北海道の方言で蒸気霧のことです。

冬のよく冷える朝方に冷えた空気が

暖かい海面上に流れ込むと水面から

湯気のように霧が立ち込める状態をいいます。

 

北海道で見られる場所と条件は?

留萌港他、函館・釧路・浦河など。

発生条件は夜間の気温が放射冷却によって

冷やされ翌朝が快晴であること。

早朝から午前中の時間帯で気温はマイナス15度

前後で海水温との温度差は15度以上。

風速は3〜5mで海岸1kmから数km程発生します。

 

10.波の花

f:id:sapporo_naki:20211211010926j:image

「波の花」とは?

冬の寒い時期に海中の植物性プランクトンが

波に揉まれ泡となります。

この舞い上がる泡は界面活性剤のような

役割をする成分も含まれているので割れにくい。

始めは白い泡も砂つぶなどが

付着していくと薄茶色になります。

 

北海道で見られる場所と条件は?

石狩市の厚田や浜益留萌市などで見られます。

時期は11月から2月の気温が低い早朝、加えて

西から吹く風が風速13m以上、波の高さが

4m以上の荒波の時がポイント!

ふわふわ舞って綺麗に見えますが

足元が滑りやすく泡は衣類に付くと

臭うので注意が必要です。